■ MapBasic採用のメリット
| アプリケーションのカスタマイズ
デスクトップマッピングは通信、物流、銀行、介護医療、保険、不動産、公的機関など多数の業種で幅広く使用され、セールスマーケティング、運用、顧客サービスなどに利用されています。MapBasicはこれらの全ての分野で特定目的のアプリケーションを構築することに使用できます。MapInfo Pro™に単にメニューを追加することも、ユーザインターフェースを完全に作り替えてMapInfo Pro™の機能を拡張することもできます。
MapInfo Pro™のユーザインターフェースをツールバー、メニュー、ダイアログボックスを追加して作り替え、エンドユーザの特定の要望や使い方にあわせることができます。また不要な機能は省くことができます。使用する用語もその目的に応じて変更することができます。複雑なデータベースクエリも1つのMapBasicの文(statement)にしてしまうことができます。そうすれば繰り返して使う操作は自動化できます。
例えば、毎月の在庫、物流パターン、施設の変更などの主題図を1ステップで作成することができるようなボタンを追加することができます。あるいは、顧客の見込み、引き合い、市場への浸透、その他定期的に更新される情報に基づいてテリトリー設定を最適化する機能を自動化することもできます。グラティチュードと呼ばれる水平垂直の緯度経度線の格子を作成するような退屈な操作も、MapBasicなら簡単にできます。
アプリケーションの統合
MapBasicを使ってMapInfo Pro™を他のアプリケーションと統合したり、通信することができます。「統合マッピング」機能によって、Visual Basic, PowerBuilder, Delphi, C++, Visual Stadio .Net などのような一般的な開発ツールを使ってMapInfo Pro™を制御することができます。
「統合マッピング」が提供する機能
OLEオートメーションを使ってMapInfo Pro™を制御できます。
ほんの数行のコーディングでVisual Basicアプリケーションにマッピング機能を追加できます。
カスタムプログラムにMapInfoのウインドウを作成できます。
例えば、Visual BasicのフォームにMapInfo Pro™のウインドウを作成できます。「統合マッピング」によってMapInfo Pro™をVisual Basicなどのインターフェースの一部のように見せたり動作させたりすることができます。もしカスタムアプリケーションにほんの少しマッピング機能を追加したいのであれば、MapBasicはまさにそのツールです。
お使いの開発環境でプログラミングができます。C++プログラマーならば、C++で全てをコーディングできます。
DDE(Dynamic Data Exchange)で他のソフトウェアと通信することができます。加えて、MapBasicアプリケーションはDLLをコールすることができます。
「統合マッピング」機能の優れたところは、MapInfo Pro™がバックグラウンドで動作していても、他のプログラミング言語で開発されたアプリケーションに対する隠れたサーバとして残ります。エンドユーザにとっては単なる1つのアプリケーションインターフェースのように見え、二つのアプリケーションを手品のように扱う必要はありません。最も慣れ親しんでいるプログラミング言語を使うことができ、そのアプリケーションに付加するマッピング機能を統合することができます。