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FAQ
MapInfoに関するよくあるご質問になります。

MapInfo Pro™

Professional全般

v12.5 64ビット版についてのQ&A

Q: 64bit版は別途費用が発生しますか?別製品なんですか?
A: いいえ。

同じシリアル番号とアクセスコードを使用して、32bit版と64bit版の両方が使用できます。
既に32bit版をインストール済みであれば、64bit版を32bit版と同じシリアル番号とアクセスコードを使ってインストールすることで、使用できます。
64bit版を改めてアクティベートする必要はありません。

Q: 同じPCで32bit版と64bit版を両方起動できますか?
A: はい、可能です。

同じPCに両方を同時にインストールでき、同時に起動&操作が可能です。

Q: 64bit版で既存のテーブルやワークスペースは使用できますか?
A: テーブルは両方のバージョンで使用できます。

ワークスペースは既存のものを使用できますが、表示が異なる場合があります。
64bit版は新しいウィンドウ表示を採用しているため、ウィンドウの中身は同じですが、32bit版とはレイアウトと外見が異なります。
また、64bit版はグラフウィンドウをサポートしていません。
これを含むワークスペースを開いた場合、ワークスペース自体は開きますが、「グラフウィンドウをサポートしていません」というメッセージが表示されます。

64bit版ではレイアウトウィンドウも新しくなっており、32bit版のレイアウトは自動的に64bit版のものに変換されます。
ポイント・ポリゴン・ポリラインの注釈、レイアウトページ上でのテキストの回転などの一部の機能をサポートしていませんので、表示形態が異なる可能性があります。(単純な塗りつぶし枠線や境界のラインやフィルはサポートされています。)

Q: 逆に64bit版のワークスペースは32bit版で開けますか?
A: 条件付きです。

MapInfo Pro(32bit版)の v12.5.2パッチ(2015年1月公開済み)を適用すれば、64bit版で作成されたワークスペースを開くことが可能となります。
64bit版は新しいウィンドウ表示を採用しているため、リリースされる32bit版のパッチでは、64bit版と共有しないコマンドや機能を無視して実行します。
そのため、一部の表示が異なる可能性を残しています。

Q: 64bit版でリボンがスペースを占領する点、何とかなりませんか?
A: リボンは自動で隠れる機能を搭載しています。

さらに、頻繁に使用するコマンドをカスタマイズ可能なクイックアクセスツールバーも使用できます。
この機能を使えば、リボンを隠して最小限で使用したり、使用できなくすることもできます。

Q: 既存のMapBasicアプリは、64bit版で動きますか?
A: そのまま64bit版で動くものと、修正が必要なものがあります。

メニューやボタンパッド作成などのピュアなMapBasicアプリは、メニューやリボン上のボタンに移行されます。
また、MapBasicダイアログボックスは変更なしで動きます。
これらのアプリは再コンパイルなしに実行できます。
ただし、以下のようなMapBasicアプリでは、修正が必要になります。
グラフウィンドウなど64bit版でサポートしていない機能は、64bit版では動作しません。
さらに、32bitのDLLや外部のコードを呼び出すMapBasicアプリでは、64bitのDLLが必要になります。

Q: 64bit版が出たら、32bit版は開発終了しますか?
A: 永遠に32bit版が継続することはありません。

しかし、少なくとも2015年には64bit版と共に、32bit版のアップグレードを予定しています。

Q: 32bit版も64bit版同様に新しいインターフェイスになりますか?
A: いいえ。従来のインターフェイスを継承します。


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