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株式会社ジャパン・モバイルキャスティング

株式会社ジャパン・モバイルキャスティング

JAPAN MOBILECASTING

カスタマープロフィール

(株)ジャパン・モバイルキャスティングは、2012年春にスタートした「モバキャス」におけるインフラを構築・運用するために2011年に設立された新しい会社です。
「モバキャス」は「放送」と「通信」のそれぞれの特徴を生かし連携させた、新時代のメディアサービスです。サービス開始5年後に日本全国を126局のモバキャス用送信所でカバーすることをめざし、放送インフラの構築と運用を進めています。

モバキャスって何ですか?

2011年にアナログテレビ放送が終了して、地デジへの移行が完了しました。そのアナログテレビの周波数帯を活用して、2012年4月にスマートフォンをはじめとしたモバイル端末向けの新たな放送サービスがスタートしました。このモバイル端末向けマルチメディア放送の総称が「モバキャス」です。

「私たちが働くジャパン・モバイルキャスティングは、『モバキャス』の放送インフラを構築し、運用しています。『NOTTV』という放送局が番組の制作や編成を行いますので、それを受け取って全国に放送するのが私たちの使命になります。」運用技術部 エリア品質担当 シニアマネージャーの勝田さんに解説していただきました。

「運用技術部では、品質のよい放送をより多くのみなさんに楽しんでいただけるよう放送設備と放送インフラの管理を担当します。2012年4月の放送開始時には東名阪を中心に60%程度の世帯カバー率ですが、5年後には126の送信所で全国の90%以上の世帯カバーを目指しています。」勝田さんの仕事が忙しくなっていくのは、まさにこれからということになります。

通信のノウハウを生かした設備計画

勝田さんは以前、NTTドコモで、携帯電話基地局の設備計画を担当していました。人口統計を活用して効率よく携帯電話のカバーエリアを構築する業務にMapInfo® Proを活用していたそうです。
そのノウハウを生かして、モバキャスの放送エリアのシミュレーションを任されました。

勝田さんに当時を振り返っていただきました。「携帯電話の基地局は複数の基地局でエリアをカバーしていくのに対して、モバキャスの場合は1つの送信所で広い範囲をカバーしなければなりません。地形や建物の影響を受けやすく、混信も発生します。双方向のやりとりが発生する通信と一方向の放送のエリア構築の考え方の違いに、当初は戸惑いもありました。」

モバキャス™

放送と通信のそれぞれの特徴を組み合わせた新時代のメディアサービス全体の名称です。リアルタイムの放送だけでなく、音楽、ゲーム、アプリなどを蓄積型のサービスで受け取ることもできます。

nottv™

2012 年4 月にサービスを開始したモバキャス上で展開されるスマートフォン向けの新しい放送局です。番組等の制作も行います。

シミュレーションのマップを実測値と重ね合わせ

放送エリアのシミュレーションは送信所の位置や電波の強さ・送信方向を定め、地形や建物の情報を入力することで、机上で行うことができます。しかし、この結果は現実の視聴範囲と必ずしも一致しません。正確な視聴エリアを提供するために現地で実測調査を行い、両者を比較してシミュレーションの精度を上げるノウハウを蓄積しているそうです。

調査現場のお話しを運用技術部の浜元さんに伺いました。「車や徒歩の時がほとんどですが、時には電車で移動しながら電波の状態を実測することもあります。測定器から取り出したデータはMapInfo® Pro に取り込んだのち、MapBasic で作成したツールを使ってシミュレーション結果との比較ができるように加工します。こうして、その場でマップが完成します。」「調査メンバーが会社に戻ってくると、会議室に社長を筆頭にメンバーが集まってきて、このマップを前にしてわいわいと調査結果をレビューするんです。マップは視覚的にわかりやすいですから、その場で電波のチューニングの議論が始まってしまいます。判断がすばやくできるのはメリットですね。」

「さらにそのマップに人口統計を重ねてみると、さらに調査が必要な場所の優先順位をつけることもできます。具体的な数値を示せますので、多数の関係者間で優先順位を調整するのに便利ですね。」勝田さんにもメリットをコメントいただきました。「近いうちにMapInfoで作成したマップは広く関係者で共有して行きたいと考えています。メンバーの自宅周辺の電波状況は、各自のPCで確認できるようになれば、私の仕事も少し楽になりますから(笑)。」

シミュレーションされた電波の強さと実測された試験電波の値をメッシュ単位で解析してマップ上で重ね、比較を行います。
数値に大きな差異がある場合は、「電波のチューニング」を行い、最適な放送が受信できるような改善を行い、本放送を開始することになります。

株式会社ジャパン・モバイルキャスティング
運用技術部 エリア品質担当
シニアマネージャー
勝田 守利 氏

「弊社ではパートナー企業とジョイントで業務を進めることが多く、情報共有と調整業務をスムーズに行うことが求められます。MapInfoで作成した実測データのマップは見た目にわかりやすく、情報共有がスムーズに進みますね。すばやく意志決定が進んでハッピーです。」

「調査から持ち帰った実測データはすぐにMapInfoに読み込んで、会議室で検討会が始まります。結果がすぐに共有できて、次のアクションプランがその場で決められるのはメリットですね。」

株式会社ジャパン・モバイルキャスティング
運用技術部 エリア品質担当
浜元 こずえ 氏

ポイント

  • MapInfo製品は携帯電話基地局の設備計画での活用実績もあった。操作性などの評判もよく、モバキャスのエリア品質調査でも安心して導入することができた。
  • 現場調査した電波強度のデータを解析し、代表値を求めるツールをMapBasicを使って作成した。このツールにより面倒な操作をショートカットすることができた。
  • 多様な電波の品質をマップ上で視覚的に表現することで、多岐にわたる事業関係者間の現状認識が明確になった。その結果、対策の意志決定がスムーズにできるようになった。
MapInfo® Pro
MapInfo® Pro は、意思決定とデータ分析を支援するデスクトップ型の位置情報活用ソフトウェアです。
位置情報を持つデータを地図上で可視化し、設備管理・計画、新規顧客発掘、店舗展開、マーケティングおよび経営戦略をサポートします。
無料の開発言語MapBasicを活用して、簡単操作のオリジナルユーザーインターフェイスの構築も可能です。

株式会社ジャパン・モバイルキャスティング

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ミッドタウン・タワー37階
URL: http://www.j-mobilecasting.com
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