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株式会社くらコーポレーションカスタマープロフィール株式会社くらコーポレーションが運営する「無添くら寿司」は全国に260店舗(2010年現在)。 「無添」をキーワードに食の安心・安全を追求郊外のロードサイドに展開するあまたの回転寿司チェーンの中で、くら寿司の看板に添えられた赤い「無添」という文字は異彩を放っています。 無添って何ですか? 「食材に化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料といった添加物を一切使用しないということです。『食』が安心・安全だった戦前の食卓に戻ろう。 くら寿司のキーワードは「無添」だけではなさそうです。 くら寿司のキャラクター ウチほどITを使いこなしている回転寿司チェーンはないと思うお話を伺った応接室には「平成14年度『関西IT活用企業百撰』最優秀賞」の表彰状が掲げられていました。 「回転寿司」と「IT活用」って? 三田村さんに説明いただきました。 「お皿にICチップがついていて、設定時間を過ぎると寿司が自動廃棄される時間制限管理システムのことは聞いたことがあるでしょう? それから、お客様のデータを元にお寿司を流す量をコントロールして廃棄率を抑えるシステム。これらはITの活用なしには成立しません。」 「システム導入前は、候補物件の選定からレポート作成まで、手作業で3~4日は平気でかかっていました。これでは能率が上がりません。システム導入後は、候補物件ありきという考えを改め、商圏のポテンシャルの高いエリアをシステムで絞り込み、その周辺の候補物件を探しはじめました。逆転の発想で、10倍は効率アップしたはずです。」 日本を飛び出し、海外への出店を検討することとなり、世界的に通用するエリアマーケティングシステムへの必要性が出てきたのです。 アメリカ生まれのエリアマーケティングシステムを導入日本食の持つ本当の味を、無添加というポリシーに沿って世界中に展開していこうと、2007年にカリフォルニア州アーバインに海外第一号店を出店しました。現地では高価な割に質の低い寿司店が多い中、全皿2ドル均一で提供。アメリカ人にも人気の店舗になっています。 さらに全米、そして全世界での店舗開発を進めるべく、MapInfoが欧米を中心に提供する市場分析ソフトである「AnySite」を2010年秋に導入しました。 「アメリカはくら寿司にとって有望な市場です。でも、国が広すぎて見て回ることは不可能。 「MapInfoは北米で実績が高い。操作も簡単で、購入してすぐに成果を上げられました。」 アーバインの店舗周辺の分析マップの例 株式会社くらコーポレーション 「アメリカでの出店は、日本と違ってその土地の特性をイメージするのが難しい。 「もう、エリアマーケティングのシステムがないと、出店の仕事をするのは無理ですわ。」 ポイント
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