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熊本市環境局カスタマープロフィール熊本市は九州のほぼ中央に位置する熊本県の県庁所在都市です。人口は約74万人(2014年4月現在)で、2012年4月に全国で20番目となる政令指定都市に移行しました。 熊本市のごみ収集支援システムとは熊本市役所は、名城熊本城のすぐ隣に立地しています。収集業務を管轄する環境局は市役所の7階にあり、ふと窓に目を向けると、熊本城の天守閣が目前にそびえたつという素晴らしい環境のオフィスです。 このシステムの導入当時のお話を、熊本市環境局 廃棄物計画課 ご担当者に伺いました。 続けて、システムの概要を教えていただきました。 『ごみゼロコール』で市民の方から大型ごみ収集の依頼があった際や、自治会の要請によってごみステーションの場所が変更になった際には、このシステムに登録することで、ただちにマップ上に情報が反映されます。収集業務を担当する『クリーンセンター』では、この情報に従い、日々更新される大型ごみの収集場所や時間、一般ごみの収集場所(ごみステーション)の位置を把握することができるわけです。 関係部署に設置された端末上でMapInfo Proが動作し、『ごみゼロコール』に設置したサーバに連動して情報が格納されるクライアントサーバ方式で運用しています。 すばやい意志決定ができる点が魅力何よりこのシステムが便利なところは、電話の向こうの市民の方や収集現場とのコミュニケーションがスムーズかつ確実になることだそうです。 一般的にGISというと操作が難しいという話を耳にすることもあります。 今後の課題として高齢化の影響をお話しいただきました。「一般ごみ収集において、熊本市でも高齢化の影響でごみステーションまでごみの排出が困難なケースが増えてきています。こういう場合は『ふれあい収集』という戸別回収を行うこともあります。」
三井造船システム技研が提供する「ごみ収集業務支援システム」は、受け付けた大型ごみ収集場所を地図上で登録でき、的確な収集指示書を作成できるなど、行政のごみ収集業務に即した機能を提供しています。 熊本市環境局 「市役所の関連する複数の部門で導入されており、対応すべき場所を住宅地図の上できちんと確認し共有できます。 「GISというと難しいイメージがありましたが、業務に沿って操作が整理されているので、専用のトレーニングを受けたり、マニュアルを読み込むこともなく、日々の業務の中で操作は簡単にマスターできました。」 熊本市環境局 ポイント
熊本市環境局 廃棄物計画課
三井造船システム技研株式会社 ビジネスソリューション事業部 第一営業部
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